東京で初となるユン・ドンジュ記念碑、10月立教大学キャンパスに設置
立教大学と延世大学の協力で詩人の業績を永遠に称える

日本・東京の立教大学に、詩人ユン・ドンジュ(尹東柱)の記念碑が建立されることが分かった。
豊島区池袋に位置する立教大学は、今年10月11日にユン・ドンジュ記念碑の除幕式を開催すると9月25日に明らかにした。立教大学は、ユン・ドンジュが延禧専門学校(現在の延世大学)を卒業後、日本留学の際に最初に入学した大学である。
ユン・ドンジュは立教大学文学部で学びながら「やさしく書かれた詩」「白い影」「流れる街」など5編の詩を残している。これらの詩は、彼が友人のカン・チョジュン(姜処中)に宛てた手紙を通じて伝えられ、立教大学のシンボルマークが印刷された便箋に記されていたため、詩が書かれた場所や時期が比較的明らかとなっている。
原本の手紙は現在、延世大学が所蔵しているが、立教大学は延世大学の協力を得てその複製を大学の記念館で常設展示し、ユン・ドンジュを顕彰してきた。
記念碑は横長の長方形で、中央にユン・ドンジュの写真、左右に彼の略歴と簡単な解説、さらに彼がハングルで残した「やさしく書かれた詩」とその日本語翻訳が刻まれる。また、記念碑にはQRコードも付与されており、スマートフォンをかざせば詩人の人生や作品の詳細な解説を閲覧することができる。
立教大学の西原廉太(ニシハラ・レンタ)学長は「詳細な調査は行っていないが、東京にユン・ドンジュの記念碑はこれまでなかったと思う」と語った。
また、ユン・ドンジュ詩人の甥であるユン・インソク(尹仁錫)成均館大学名誉教授も「東京では初めて建立される記念碑だと承知している。立教大学が難しい決断をしてくれた」と感慨を述べた。

ユン・ドンジュの詩碑や記念碑は、彼のもう一つの日本での母校である京都の同志社大学に主に建立されている。同志社大学には1995年に詩碑が建てられており、現在は京都芸術大学のキャンパスに改装されたユン・ドンジュの下宿先跡にも詩碑がある。
さらに、同志社大学在学中に友人たちとピクニックして最後の写真を撮った京都・宇治川のほとりには、2017年に地元の文学ファンや地域住民らが中心となって建立した記念碑「記憶と和解の碑」も存在する。
今回の記念碑除幕式にはユン・インソク成均館大学名誉教授やユン・ドンソプ(尹東燮)延世大学総長らが出席する予定だ。
また、日本文学作家のイバラキ・ノリコ(茨木のり子、1926~2006年)は、エッセイの中でユン・ドンジュの詩を引用し、その作品が教科書にも掲載されるなど、日本でもユン・ドンジュの知名度は高い。
在日同胞を対象に奨学活動を行う韓国教育財団と立教大学外国語教育研究センターは、記念碑の除幕式に合わせ、「詩人ユン・ドンジュとともにする立教の秋」と題した詩の朗読会および詩画大会も同大学で開催する。
「この記事は、元の韓国語版をAIの助けを借りて翻訳し、その後、ネイティブの記者が編集しました。」
写真=Yonhap News, 延世大学博物館
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