景福宮復元35年、歴史的傷跡から回復への歩みを振り返る
光復80周年記念、景福宮復元事業の意義と今後の展望を議論 歴史・文化の再生を支える35年の成果と課題を専門家が検証
2025-11-05 MHN
景福宮の復元事業の歩みを振り返り、今後の方向性を新たに描く場が、光復80周年を背景に設けられる。
国家遺産庁 宮陵遺跡本部は7日、国立古宮博物館本館講堂にて「光復80周年 景福宮、傷跡を越えて回復へ」と題した学術シンポジウムを開催すると5日に発表した。
500年にわたる朝鮮王朝の法宮である景福宮は、日本統治時代に総督府庁舎の建設や博覧会の開催によって主要な殿閣が撤去され、その領域は大幅に縮小された。しかし1990年から実施された35年にわたる復元事業を通じて、破壊された殿閣の原型回復が進められてきた。
今回のシンポジウムは、この35年間の成果を総括し、現在推進中の「第2次景福宮復元基本計画(2011~2045)」の方向性や課題について議論することを目的としている。
基調講演としては、金東旭(キム・ドンウク)京畿大学教授による「景福宮が持つ価値、喪失から回復へ」が予定されており、続いて「宮殿を消す:景福宮運営の変化と戦略の変遷」、「見慣れぬ建物の登場:博覧会開催と新築建物」、「日本統治期における景福宮の用途変化と再構成された空間」、「日本統治期、康寧殿・交泰殿一郭の撤去と移築」、「景福宮復元の成果と課題」など、計5本の発表が行われる。
本シンポジウムには、関心のある市民であれば当日現地受付を通じて無料で参加することができる。
「この記事は、元の韓国語版をAIの助けを借りて翻訳し、その後、ネイティブの記者が編集しました。」
写真=宮陵遺跡本部