韓国政府、カンボジアのボコ山・バベット・ポイペトに「渡航禁止」措置 シアヌークビルは出国勧告

犯罪組織の活動が活発な地域に最高レベルの警告発令 政府、韓国人旅行者にカンボジア旅行の慎重な判断を要請

2025-10-16     MHN

韓国政府はカンボジア国内の一部地域に対し、渡航禁止措置を発表した。

韓国外交部は15日、カンボジアのボコ山(カンポット州)、バベット市、ポイペト市について、16日0時より旅行警報レベル4にあたる「渡航禁止」を発令すると明らかにした。これらの地域は現在、特別旅行警報が発令されているが、今回の措置によりさらに警戒レベルが引き上げられることになる。

ボコ山は、2024年8月に韓国人1名が遺体で発見された場所であり、バベット市とポイペト市は犯罪組織が活発に活動していることで知られている。外交部は「渡航禁止措置が発令された地域を訪問または滞在した場合、旅券法など関連規定に基づき処罰される可能性がある」と警告している。

また、外交部は犯罪組織が多く集まるシアヌークビル州についても、旅行警報レベル3である「出国勧告」を発令した。外交部は「シアヌークビル地域も犯罪組織が密集しており、極めて危険な地域である」として、注意を呼びかけた。

そのほか、既に特別旅行警報(2.5段階)が発令されている地域については、従来の警報が維持される。また、特別旅行警報および3・4段階に指定されていない全地域には、レベル2である「旅行自粛」が発令されている。

外交部は韓国国民に対し、カンボジア国内での旅行に際し、十分な注意を払うよう重ねて要請した。

「この記事は、元の韓国語版をAIの助けを借りて翻訳し、その後、ネイティブの記者が編集しました。」

写真=韓国外交部,聯合ニュース